抗腫瘍性試験
マウス・ラットあるいはヒトのがん細胞を、マウス・ラットの皮下・皮内・各臓器・脳・静脈内に移植した担癌動物モデルを作製し、被験物質の抗腫瘍効果を評価いたします。担癌モデルの作製・供給のみの実績もございます。
試験の流れ
-
- 細胞培養
- 2~3週間
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- 移植
- 腫瘍生着、増殖(細胞により期間が異なります)
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- 群分け・投与開始
- 被験物質投与、腫瘍径測定
- 腫瘍の摘出・重量測定、採血、解剖
がん細胞移植モデル実績
ヒト由来がん細胞移植(Xenograft)モデル
膵がん |
MIA-PaCa-2 |
大腸がん |
HCT-116、DLD-1、COLO 320DM |
前立腺がん |
PC3 |
膀胱がん |
UMUC3 |
神経膠芽腫 |
U87-MG |
リンパ腫 |
SR |
マウス由来がん細胞移植モデル
乳がん |
4T1 |
肺がん |
LLC |
大腸がん |
Colon-26 |
黒色腫 |
B16F10 |
同所移植(Orthotopic)モデル
ヒト膵がんMIA-PaCa-2の細胞ヌードマウス膵臓被膜下への移植
- <試験系>
- BALB/c Slc-nu/nu、♂、6週齢(入荷時)
- <移植>
- 移植細胞:ヒト膵がんMIA PaCa-2細胞、移植部位:膵臓皮膜下
- <抗がん剤・投与>
- Gemcitabine(ゲムシタビン)、週2回尾静脈内投与
- <観察・サンプリング>
- 一般症状観察は入荷後毎日、体重測定は移植後週1回以上実施。
移植53日目にサンプリングし、腫瘍重量(膵臓含む)を測定。
ヒト神経膠芽腫U87-MG細胞のNOD-SCIDマウス大脳半球線条体への移植
- <試験系>
- NOD-SCID
- <移植>
- 移植細胞:ヒト神経膠芽腫U87-MG細胞、移植部位:大脳半球線条体