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アドバイザー紹介

当社には、長年の経験と実績を誇るアドバイザーや実験動物協会認定指導員が多数在籍しております。
施設の改修・新設、既存施設の運用、KAC研修サービスなど、法人様を対象に幅広いサービスをご提供させていただきます。

  • 藤本 芳勝
    元藤沢薬品工業株式会社(現アステラス製薬株式会社)
    元アステラスリサーチテクノロジー株式会社
    現株式会社ケー・エー・シー 顧問
  • 田中 慶康
    元中外製薬株式会社
    現株式会社ケー・エー・シー
  • 糀谷 高敏
    株式会社ケー・エー・シー
  • 小山 公成
    株式会社ケー・エー・シー
  • 馬場 淳
    元中外製薬株式会社
    元株式会社中外医科学研究所
    現株式会社ケー・エー・シー
藤本 芳勝
元藤沢薬品工業株式会社(現アステラス製薬株式会社)
元アステラスリサーチテクノロジー株式会社
現株式会社ケー・エー・シー 顧問

1970年、藤沢薬品工業株式会社(現アステラス製薬株式会社)入社。
約12年間、主に中大動物を用いた薬理試験、安全性試験、刺激性試験等の試験を担当する。
GLP適合性調査においては試験実施者として種々の対応を行う。
この頃、他施設に先んじて“インターロック”を用いた動線管理を導入する。
1982年より約18年間、ウサギ・マウス・ラットを用いた生殖発生毒性試験を担当する。
ここではSD(試験責任者)として、GLP適合調査対応の責任者を務める。
2002年、藤沢テクニス株式会社(アステラスリサーチサービス株式会社、現アステラスリサーチテクノロジー株式会社※現在は業務終了)に入社し約11年間、動物管理部部長を務める。
現在は一般化しているが、飼育施設内での消毒液として弱酸性水の使用検討試験を実施し、他社に先駆けて導入した。
2012年4月より株式会社ケー・エー・シーに入社。
約5年半の間、アニマルケア事業部長を務め、現在も長年培った非常に幅広い人脈を存分に生かし活躍している。
2018年、ケー・エー・シー生物科学センター動物施設新棟の設計に携わる。
第三者認証やGLP適合性調査、米国FDAによる査察対応の経験が豊富で、特に調査・査察時に重点的に確認されることが多い“動線”に関しての知識が深い。
施設の立ち上げ時のみに留まらず、感染症の発生による動線の組み換えや、新たな運用方法などについても適切なアドバイスが可能。

田中 慶康
元中外製薬株式会社
現株式会社ケー・エー・シー

1984年、シー・エス・ケー実験動物研究所入社。主に中大動物の安全性試験、病理検査に従事。
1988年、中外製薬に編入。安全性研究所のスタッフ、開発研究本部のスタッフとして新薬開発に伴う、各種試験の推進、調整、資料の作成、雑誌投稿、申請資料の作成等を担当。中外医科学研究所に出向し、GLP体制下で検疫責任者、飼育管理責任者に従事。
2007年、中外製薬のAAALAC認証取得に携わり、以降、管理獣医師、実験動物管理責任者として動物実験管理に携わり、出向解除後、中外製薬のIACUC委員長に就任。
2008年、公益社団法人 日本実験動物協会のモニタリング技術委員会の委員として「実験動物の感染症と微生物モニタリング」、「DVDマウス・ラットの微生物モニタリング」の作製に参画。
2017年、株式会社ケー・エー・シーに入社。
2019年、公益社団法人日本実験動物協会モニタリング技術委員会の委員として、冊子「実験動物施設において使用されている消毒薬とその効果」の編集に参画。

糀谷 高敏
株式会社ケー・エー・シー

1987~2012年、大日本製薬株式会社 総合研究所安全性研究部
(現、住友ファーマ株式会社)入社
医薬品の安全性研究および研究開発に従事
一般毒性、生殖毒性、がん原性、遺伝毒性等の安全性試験(GLP試験を含む)に携わり、特に病理学的検査および評価を専門とする。また、GLP試験の試験責任者として、国内外の査察も経験している。
海外製薬企業との共同開発も担当。
1997年~1999年 国立医薬品食品衛生研究所病理部に派遣。
2007年~2008年 米国NIH/NIEHSに派遣。
いずれの派遣先でも、食品あるいは化学物質の発がん研究に従事。
2013年、同社 前臨床研究所にて医薬品の安全性研究および研究開発に従事。医薬品の研究開発における安全性評価、特に再生医療テーマの開発研究、当局対応に携わる。
動物実験委員会委員長
2018年、株式会社ケー・エー・シーに入社
バイオサイエンス事業部受託試験部長 兼 第二薬理グループリーダー
動物実験委員会 委員長

学位・資格及び免許
1987年 獣医学修士取得
1990年 獣医師免許取得
1994年 日本獣医病理学専門家協会会員
1998年 日本毒性病理学会認定毒性病理学専門家
2001年 獣医学博士取得

所属学会
日本獣医学会、日本獣医病理学会、日本毒性病理学会(評議員)、日本実験動物医学会、日本毒性学会

小山 公成
株式会社ケー・エー・シー

 動物用医薬品の研究開発に従事し、基礎研究から開発研究(GLP)、治験(GCP)、製造承認申請業務、市販後調査まで担当した。この間、牛、豚、養殖魚の新医薬品8品目、市販後調査として再審査5品目の承認を得た。
 子豚の成長促進目的でのグルコン酸ナトリウムの飼料添加物としての開発・登録を行う中で、作用機序として大腸内の酸利用性細菌による酪酸を中心とした単鎖脂肪酸の産生増加によることを明らかにした(京都府立大学農学部と共同研究)。
2002~2019年 藤沢テクニカルサービス株式会社(後のアステラスリサーチテクノロジー株式会社)移
 動物管理部門長・管理獣医師・実験動物管理者として、動物飼育・獣医学的管理、動物実験員会業務に従事した。2008年にアステラス製薬加島事業所のAAALAC認証を実行責任者としての取得・その後の全研究施設での認証取得、検疫責任者・動物管理責任者としてGLP試験・調査に貢献した。その他大阪・筑波研究所の動物施設建設・改修、東日本大震災対応に伴うBCP策定、動物実験に関する基礎研究(動物福祉、飼育・施設管理、環境エンリッチメント等)を実行した。これらの成果や経験を学会発表・論文投稿・講演等で発信した。
2016~2019年 東京農工大学連合大学院農学研究科後期博士課程
 環境エンリッチメントとしての社会的飼育がカニクイザルの行動・生化学パラメータ、腸内菌叢に及ぼす影響に関する研究により学位を取得した。
2019~2021年 アステラス製薬株式会社 研究統制部に移籍
 動物飼育の総括的な管理業務、COVID-19パンデミック対応・BCP策定等に従事した。
2022年 株式会社ケー・エー・シー 技術推進部に入社
 社内外の動物実験技術者・実験動物獣医師等の教育研修、獣医学的ケア・動物実験委員会等の受託・コンサルティングに従事している。 「素直さ、真面目さ、謙虚さ」、「志は高く明確に」、「リーダーシップの旅にでよう Lead the myself、Lead the people、Lead the society」を心において、常に前向きに仕事にとり組んでいます。経験を活かして皆様のお力になれたら幸いです。

学位・資格・免許・表彰等
1989年 獣医学修士取得
1989年 獣医師免許取得
2014年 日本実験動物医学専門医取得
2019年 農学博士取得
2020年 (公社)日本実験動物協会 委員功労賞

所属学会等
日本実験動物学会(評議員)、日本獣医学会(評議員)、日本実験動物協会、日本実験動物医学会、日本実験動物医学専門医協会(理事)、筑波実験動物研究会(会長)、IACUC連絡協議会(会長)

馬場 淳
元中外製薬株式会社
元株式会社中外医科学研究所
現株式会社ケー・エー・シー

1984年、株式会社シー・エス・ケー実験動物研究所入社、受託動物実験研究員として大型実験動物の一般毒性試験を中心とした安全性試験に従事。また、循環系薬の薬効薬理試験業務に従事
1988年、中外製薬株式会社に編入、研究員として、新薬開発の創薬研究に従事、安全性部門において安全性薬理研究を担当。薬効薬理研究部門において、新薬候補品の開発推進プロジェクトにおいて、循環器系や消化器系の各種病態モデル動物作製と薬効薬理研究に従事。
1999年、株式会社中外医科学研究所に出向、創薬研究における受託動物実験業務に従事
2002年、勤務獣医師として愛玩小動物臨床診療業務に従事
2004年、株式会社中外医科学研究所に入社、中外製薬株式会社のAAALAC認証取得に携わり、管理獣医師、実験動物獣医師として、AAALAC認証施設の維持・運営に携わった。獣医学管理、実験動物福祉、疾病統御、実験動物委員会活動、労働安全衛生活動を主に担当。GLP体制下で検疫責任者に従事
2020年、株式会社ケー・エー・シーに入社、技術推進部技術研修グループにおいて、実験動物技術者、実験動物獣医師の教育・育成と関連コンテンツ整備に従事、社内外の動物実験施設の運営や獣医学管理のコンサルティングを担当し、外部施設の獣医学管理、動物実験委員会業務に従事している。