研究用試薬 REAGENT

海外受託試験サービス

SOLVO受託試験

1999年に設立されたSOLVO社は、薬物トランスポーター研究のパイオニアであり、研究、開発で世界最大の規模を誇る会社です。全世界に製品を供給しており、トランスポーター関連の研究用試薬を各種取り揃えております。また、本製品を用いたin vitroおよびin vivo受託サービスを実施しており、FDAとEMAの基準に準拠した受託試験が可能です。当社はSOLVO社の製品販売と受託サービスの日本での窓口となり、より効率的に、確かな新薬開発へのサポートを実施致します。

試験内容

試験項目 試験内容
ATPaseアッセイ ABC(ATPase Binding Cassette)トランスポーターは化合物の輸送にATPが用いられます。ATPaseアッセイはトランスポーターと化合物が反応した時に発生する無機リン酸 (Pi)を測定することにより化合物とトランスポーターとの相互作用を評価します。ATPaseアッセイでは、トランスポーター発現細胞の細胞膜から調製したメンブレンを用い試験を行います。他の試験系と比べ簡便に行える為、薬物のスクリーニングに適しています。
評価トランスポーター
MDR1、MRP2、MRP3、BCRP、ratMdr1b、mouseBsep
試験項目
基質特異性試験、阻害性試験
評価項目
IC50
ベシクルアッセイ ベシクルアッセイでは、トランスポーターを介し、ベシクル内に輸送された化合物を測定することにより、化合物とトランスポーターの相互作用を評価します。ベシクルアッセイはトランスボーター発現細胞の細胞膜から調製したベシクル膜を用い試験を行います。
評価トランスポーター
MDR1、mouseMdr1a、ratMdr1b、cyMdr1、BCRP、mouseBcrp、cyBcrp、BSEP、mouseBsep、ratBsep、dogBsep、cyBsep、MRP1、MRP2、ratMrp2、MRP3、ratMrp3、MRP4、MRP5
試験内容
基質特異性試験、阻害性試験
評価項目
IC50、Km、Vmax
セルアッセイ 排出型トランスポーターではトランスウェル、取込み型トランスポーターでは組織培養プレートに単層培養したトランスポーター発現細胞を使用します。培養した各トランスポーター発現細胞に化合物を添加し、培地中もしくは細胞内の化合物を測定することにより化合物とトランスポーターの相互作用を評価します。
細胞
MDCKII、CHO、K、HEK293、Caco-2、C2BBe1、C2BBe-MDR1-KO、C2BBe1-BCRP-KO、C2BBe1-MRP2-KO
評価トランスポーター
MDR1、BCRP、MRP2、ASBT、CNT1、CNT2、CNT3、ENT1、ENT2、HPT1、MATE1、MATE2-K、NTCP、OAT1、OAT3、OATP1B1、OATP1B3、OATP1A2、OATP2B1、OCT1、OCT2、OCT3、OCTN1、OCTN2、PEPT1、PEPT2、SGLT1、SGLT2、URAT1、OATP2B1/BCRP、OAT1/BCRP、OAT3/BCRP、OCT2/MATE1、OCT2/MATE2-K、ratMdr1a、ratBcrp1、mouseBcrp1、cyNtcp、cyOatp1b1、cyOatp1b3、cyOatp2b1、rNtcp、rOat1、rOatp1a1、rOatp1a4、rOatp1b2、rOctn2
試験項目
透過性試験、基質特異性試験、阻害性試験、腎クリアランス評価試験、腎毒性予測試験
評価項目
Apparent Permeability (Papp)、Efflux Ratio (ER)、IC50
肝細胞Uptakeアッセイ
(ヒト、ラット)
オイルスピン法またはフィルタープレート法にて評価します。初代肝細胞への被験物質の取り込みについて温度・濃度・時間を振って観察することで、トランスポーターを介した輸送が関与するか否かを評価することが可能です。
サンドイッチ培養肝細胞アッセイ
(ヒト、ラット)
米国のQualyst Transporter Solution社が開発したB-CLEAR®を使用し、初代肝細胞への被験物質の取り込み・排出などを観察します。毛細胆管構造の形成が確認されておらず、アッセイバッファーを使い分けることで化合物の胆管側への排出を評価することが可能です。
マイクロパターン共培養肝細胞アッセイ
(ヒト、ラット、イヌ、サル)
米国のAscendance Biotechnology社が開発したHepatoPac®を使用した受託試験が可能です。代謝酵素等の活性を維持した状態で初代肝細胞を長時間培養することができるため、代謝の遅い化合物の代謝・毒性評価などに適しています。また毛細胆管構造も形成されるため、トランスポーターを介した輸送の評価も可能です。ヒトやアニマル由来の初代肝細胞を選択頂くことが可能ですので、代謝・毒性・輸送といった生理機能について種の比較を簡単に行うことができます。
腎近位尿細管細胞モノレイヤーアッセイ
(ヒト、ラット、マウス)
英国のNewcastle Universityとの共業でサービス提供致します。初代培養の腎近位尿細管細胞を使用して腎臓での薬物移行や腎毒性の可能性を検討することで、非臨床試験結果をヒトに外挿するための有効なモデルとなっています。細胞の極性および代謝酵素の活性等が維持されているため、披験物質の腎臓移行と腎クリアランスの評価が可能です。ヒトとげっ歯類の細胞を選択頂くことが可能ですので、種差の確認にもお使い頂けます。
ラット脳内皮細胞モノレイヤーアッセイ 内皮細胞・周皮細胞・アストログリアを含む3種類の初代培養細胞を共培養した血液脳関門モデルを使用します。披験物質の脳への移行を予測するモデルとして優れた能力を発揮します。
脳微小透析法
(マイクロ
ダイアリシス)
ラットまたはマウスに化合物を投与し、
  • 1. 化合物の脳内への透過性
  • 2. 各トランスポーターのプローブ基質を使用することによる化合物のトランスポーターへの相互作用
  • 3. 化合物が脳内で放出される神経伝達物質に対する作用を評価します。
試験内容:
  • 1. 試験化合物の脳への透過性
  • 2. 試験化合物とMdr1とBcrpの相互作用
  • 3. 試験化合物と神経伝達物質のモニタリング

参考文献

  • Herédi-Szabó K et al."Multidrug resistance protein 2-mediated estradiol-17beta-D-glucuronide transport potentiation: in vitro-in vivo correlation and species specificity."
    Drug Metab Dispos. 2009 Apr;37(4):794-801. Epub 2008 Dec 31.
  • Sziráki I et al."Quinidine as an ABCB1 probe for testing drug interactions at the blood-brain barrier: an in vitro in vivo correlation study."
    J Biomol Screen. 2011 Sep;16(8):886-94. Epub 2011 Aug 10.
  • Rajnai Z et al."ATP-binding cassette B1 transports seliciclib (R-roscovitine), a cyclin-dependent kinase inhibitor."
    Drug Metab Dispos. 2010 Nov;38(11):2000-6. Epub 2010 Aug 10.

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