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動物福祉への取り組み

はじめに

KACは科学の発展と人類の豊かさに貢献するために活動しています。実験動物は医薬品の開発等の研究に不可欠でありますが、一方で実験動物を使用する研究には3R「代替試験法の積極的な採用(Replacement)、使用動物数の削減(Reduction)、苦痛の軽減(Refinement)」の原則が厳しく求められています。私たちは2001年に「動物実験に関する指針」を制定して動物実験委員会を設置し、更にこの指針を2011年に「動物実験規程」に改変して、3Rの原則に基づく適切な動物実験計画の作成と実施により、動物実験委員会を中心に動物福祉の向上に取り組んでいます。

動物福祉関連法規

私たちは動物福祉に関連する以下の法令等を遵守して動物実験を行っています。

  • 「動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年10月1日法律第105号、一部改正 平成18年6月1日、最終改定 平成26年5月30日法律第46号)」
  • 「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準(平成18年4月28日 環境省告示第88号、改正 平成25年環境省告示第84号)」
  • 「厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針(厚生労働省通知 平成18年6月1日 科発第0601005号、一部改正 平成27年2月20日 科発0220第一号)」
  • 「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針(平成18年環境省告示140号、最終改正 平成25年環境省告示第80号)」
  • 「実験動物の福祉に関する指針等(公益社団法人日本実験動物協会)」

動物実験関連社内規則

私たちは上記の関連法規を遵守するために以下の社内規則を制定して動物実験を行っています。

  • 「株式会社ケー・エー・シー 実験動物に関する指針(2001年6月29日〜2011年2月27日)」
  • 「株式会社ケー・エー・シー 動物実験規程(2011年2月28日施行)」 
  • 「株式会社ケー・エー・シー 生物科学センター 動物実験承認規定(2011年2月28日施行)
  • 「株式会社ケー・エー・シー 生物科学センター 動物実験委員会規定(2011年2月28日施行)

動物実験の審査と自己点検

動物実験委員会は申請された動物実験計画についてその妥当性と合理性を審査し、実施された動物実験については自己点検を年1回実施しています。直近では2016年8~10月に自己点検を実施し、記録類の拡充や施設整備計画の立案等の改善点はありましたが、動物実験が科学性と福祉に配慮して実施されていると評価しています。

動物福祉に関する教育

受託試験業務を担当する動物実験従事者や動物飼育担当者に対しては、専門知識を有する実験従事者や動物実験委員会メンバーが講師となって動物福祉に関する社内啓蒙教育を行うと共に、実験動物への感謝の意を込めて毎年動物慰霊祭を行っています。

実験動物飼育管理の請負業務に従事する者に対しては、公益社団法人日本実験動物協会認定の実験動物技術指導員が社内研修の折に動物福祉に関する教育を行っています。

実験動物の取扱い資格

動物実験従事者や動物飼養担当者の動物福祉と動物実験技術の向上を図るため、公益社団法人日本実験動物協会認定の実験動物技術指導員・実験動物1級技術者および同2級技術者の資格取得を進めています。

第三者認証について

上記のような動物実験への取り組みにより、公益社団法人日本実験動物協会による「平成26年度第三期実験動物生産施設等福祉認証事業」調査の結果、「本施設は実験動物福祉の観点から適切な管理・運用がなされていることを認める」との評価を2015年2月に頂きました。

動物実験規程(2015年12月1日改定)